「関東三大イルミネーション」とは、イルミネーションがもたらす幸福感を全国の人々へ啓蒙すると共に、今まで以上に多くの方々に楽しんでいただきたいという想いから(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが創設した日本初のイルミネーションブランドです。2012年、関東の冬期イルミネーションに対して初めての認定プロジェクトを実施。それから5年が経過した2018年。同団体では再認定を行い、10月5日に開催した「夜景サミット2018 in札幌」で発表&認定授与式を行いました。そして、あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)、さがみ湖イルミリオン(神奈川県相模原市)、江の島 湘南の宝石(神奈川県藤沢市)の三施設を、関東を代表する冬期イルミネーション「関東三大イルミネーション」として認定致しました。

【認定方法】

全国約5,542名の夜景鑑賞士(夜景鑑賞士検定の有資格者)に対して、『関東三大イルミネーション』に相応しいと思うイルミネーション施設・イベント名を関東(一都六県:東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県)の中から三ヶ所選出するアンケートを実施。投票された施設・イベントをポイント別に集計。検証7項目に照らし合わせた結果をもとに認定を行いました。

■認定検証項目

  1. 敷地を生かし、LED 照明を効果的に活用したイルミネーションであること。
  2. 照明演出について、エンタテインメント性溢れる演出を抱いていること。
  3. 照明演出について、オリジナリティがいかんなく発揮されていること。
  4. 演出・サービスが毎年拡張し、翌年以降への期待感を有していること。
  5. 会場は回遊性であり、子どもからお年寄りまで幅広い方々に親しまれていること。
  6. 管理・運営するスタッフが情熱を持って演出及びサービスを行っていること。
  7. レストラン・売店・土産等の飲食、サービスが充実していること。

足利市 あしかがフラワーパークへ

袖ヶ浦市 東京ドイツ村へ

藤沢市<br />江の島 湘南の宝石へ


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あしかがフラワーパーク

花への愛情と人の技術が生み出した
”至高の芸術作品“

藤棚をはじめ、本物の花のような美しさを夜間に楽しめるイルミネーション「光の花の庭」。2002年にイルミネーションが始まって以降、21年もの歳月を費やし、いまや期間中60万人もの来場者が訪れるイベントに成長。同施設の定番となった藤棚のイルミネーションや、各々が独創性の高い「壁画イルミネーション」など、「自然」「宇宙」「地球」をテーマに数々の演出が生み出されてきた。イルミネーションアワードでは、7年連続の全国第一位を獲得。また「日本三大イルミネーション」としても広く知られる全国筆頭のナイトイベントである。

さがみ湖イルミリオン

大スケール&大パノラマで遊ぶ、
究極の”体験型“イルミ

2018年、念願の「関東三大イルミネーション」に選出。関東最大級の600万球という圧倒的なスケールで多くの人々を魅了してきた同イベント。時代の変化に伴い、“鑑賞型”から施設の特性を活かした“体験型”のイルミネーションへと進化してきた。今年で14年を迎える同施設ならではの豊富なアトラクションと斜面の多い地形から望むイルミネーションのパノラマ的光景が人気を集めた。同施設の人気キャラクター“パディントン”も子どもには人気が高く、新たなストーリー性も加わり、ドラマティックな夜が楽しめる施設だ。さらに、2022年度は山頂エリアに”すみっコぐらしイルミネーション”が登場し、話題を集めている。

江ノ島 湘南の宝石

多種多様な光の煌めきが創り出す
“光の絶景島”

冬の湘南を彩る光の名所「江の島」。長い年月をかけて夜景創出に取り組み、「日本夜景遺産」「日本百名月」「日本三大夜灯台」など、夜景の魅力は全国屈指。近年は冬だけではなく夏の「江の島灯籠」や秋の「湘南キャンドル」等、一年を通じて注目を浴びている。その中心的な役割を果たすのが同イベントだ。江の島特有の大きな空が生み出す美しい夕景と光の演出が、様々な色彩グラデーションを創り出す。また、イルミネーション一つ一つの宝石のような煌めきは、来場者が見惚れてしまう美しさだ。今年の森林エリアには新たな取り組みとして、自然と一体となり寄り添う「SDGsイルミネーション」が登場した。