夜景鑑賞士検定

東京ドイツ村

唯一無二のオリジナリティを極めたイルミネーション

毎冬60万人が訪れる大人気のイルミネーション

東京ドイツ村は千葉県袖ケ浦市に位置する花と緑のテーマパークで、敷地面積は27万坪と東京ドーム約19個分の広さを誇る。目に鮮やかに映る光の魅力だけでなく、“心の中まで明るく照らし出す”をイルミネーションの本質と考え、2006年よりスタート。毎年来場者を増やし、10回目を迎えた2015年度は60万人以上の来場者が訪れた。毎年テーマを決め、様々な色彩のLED電飾やオブジェを装飾し、幻想的で美しく楽しい世界を創出。マルクトプラッツ周辺の広場では、植栽、壁面、装飾、建物の屋根の全てが音と光でシンクロするイルミネーションショーが行われ、豊かな斜面を抱く広大な敷地には、グラウンドイルミネーションの中に可愛いオブジェが点在。アイデアを生かした様々な演出は、張り巡らされたウッドデッキを歩くことでじっくりと楽しめる仕組みだ。その他、全国で最初の事例となった七色に輝くレインボートンネル、遠方の横浜夜景と東京ドイツ村最大の見所「光の3D地上絵」の競演を観覧車から眺める演出など、毎年多くの来場者を楽しませている。なお、東京ドイツ村のウインターイルミネーションは2011年に「日本夜景遺産」に、2012年には「関東三大イルミネーション」に認定された。また、全国イルミネーションランキングにおいても常にトップ3の常連として名を連ねている。

環境先進国ドイツを冠する施設だからこそ、環境対策も万全

その名称に「ドイツ」とあるように、環境先進国であるドイツ同様、自然環境への配慮や対策も大きなテーマとなっている。年間を通して自然体験できるイベントを実施する一方、事務所や冷房による節電も実施。ちなみに、前年夏の電力は前年比20%マイナスとなった。今年も恒例のウインターイルミネーションを開催するが、人力発電により演出の導入など数々の対策を行う予定で、今冬の節電や環境対策は万全だ。
また、「袖ヶ浦市という地元の活性化もさらに取り組んでいきたい。そのためにはCO2の削減はもちろん、袖ヶ浦駅に人々が溢れないように電車で来場してもらう仕掛けを考えています」。節電対策もあり、つい化石燃料を多用する方向性に進みがちだが、観光活性化とともにCO2削減に対してもしっかり行う「東京ドイツ村」。そう考えていくと、世の一歩先を行く印象だ。

日本を元気に!夢を持たせるイルミネーション

2016年のウインターイルミネーションのテーマは「大冒険〜☆Doki☆Doki☆Smile〜」。期間も昨年同様、11月から3月まで長期間開催する予定。「今年は巡るだけで冒険をしているかのような、様々な演出を考えています。これまで以上に充実したイルミネーション・イベントになること間違いなしです!」と熱く語った。

「東京ドイツ村」は日々、自然環境を守り、その大切さを伝える努力を欠かすことはなかった。そして、常に来場者目線で多くの“笑顔を生む仕掛け”を実現し、千葉県を代表する観光施設としての役割を担うまで成長を遂げた。果たして今年のウインターイルミネーションはどのような手法で私たちを笑顔に導いてくれるだろうか。今から楽しみで仕方がない。